乳がん予防介入研究

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 乳がんリスク予測法とは

 がんなどの生活習慣病は、遺伝的要因と生活習慣などの環境要因が発病に関係しています。
私たちの乳がんリスク予測法は、「生活習慣チェック」「遺伝子チェック」を組み合わせ、あなたが一生の間に乳がんにかかる確率を推測します。生活習慣チェックだけでもリスク予測できます。
 具体的には生活習慣に関するアンケート調査と血液検査を行います。血液細胞の遺伝子を取り出し、遺伝子検査をします。日本人の乳がんのかかりやすさと関係する22個の遺伝子多型を測定し、総合的に遺伝的体質が高リスク、中リスク、低リスクかを判定します。

 さらに肥満度と組み合わせて、あなたが一生の間に乳がんにかかる確率を予測します。
 Bグループの方は、遺伝情報を除いた生活習慣情報を使って、一生の間に乳がんにかかる確率を肥満度別に予測します。

こんな結果をお返ししています

 Aグループの方には、下の図のような結果をお返しします。個々の遺伝子検査の結果はお知らせせず、高中低のどのグループであるかをお知らせします。遺伝的体質で乳がんにかかる可能性が高い人でも、肥満度によって乳がんのかかりやすさが異なることを示しています。
 Bグループの方にも、遺伝的体質が空欄になっている以外は同じ結果をお返しします。
乳がんリスク予測法検査結果の一例
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